鍵折れの前兆は金属劣化やほこり付着

鍵の開け閉めで違和感が出たら
鍵折れする警鐘かもしれません。

鍵の出し入れの滑りが悪くなってきた・・・

鍵穴へ挿入しずらい、鍵が抜けずらい、鍵穴がズレている気がする、このような症状はすべて鍵折れの前兆である可能性があります。特に玄関、車、バイクの鍵は毎日使用する鍵でもあり、日々の金属疲労で少しずつ劣化していきます。鍵の差し抜きがスムーズにいかないなど、些細な不調を見過ごさないよう心掛けましょう。

またこうした鍵の不調には、鍵本体に原因がある場合と鍵穴に原因がある場合の2つが考えられ、それぞれの原因箇所に適した作業も重要となってきます。
そのため鍵を差し込んだときに少しでも滑りが悪いなと感じる場合には、すぐに私たちにご相談ください。

施錠はできるから、まだ使えるからなどと鍵の不調をそのまま放置してしまうことが、突然の鍵折れトラブルにつながることが非常に多いようです。前兆を見過ごさずにいることが鍵折れトラブルを防ぐための一番大切なことなんです。

鍵を回すときに何だか引っかかる・・・

玄関扉に鍵を差し入れて回すとき、鍵が引っ張られるような引っかかるような感覚を感じたことはありませんか？
シリンダーの破損や鍵穴にたまったホコリ、シリンダー内部の動きが悪くなっている可能性があるかもしれません。

特に鍵をさした後に引っかかりを感じる場合、無理に回そうとすると鍵が抜けなくなることがあります。このようなトラブル発生時、抜けない鍵を引き抜こうとする人が多いものの、無理に引き抜こうとすることと鍵が折れてしまい、事態をさらに悪化させてしまうことに繋がります。また鍵の不調を自己判断で処置しようとすることもお薦めしません。鍵は大切なものを守るためのものですから、鍵専門の当社までお気軽に相談してみてください。

定期的にご自宅の玄関や車、バイクの鍵やシリンダーをチェックしてみると早期発見に繋がる場合もあります。こうした鍵のトラブル回避をぜひ実践されてみてください。

鍵穴が雨風にさらされる場所にある・・・

雨風にさらされ痛んだ金属の劣化も激しく、鍵の故障が起きやすいです。ちょっとした拍子で鍵の機能を失くしてしまうことがあります。鍵穴の内部はホコリやちりに限らず、雨などの水分、風によって飛んできた土ホコリにとても敏感です。

特に最近のディンプルシリンダーは、新品であっても構造が精密なため異物が関係すると動作に異変が起こります。身の回りにはたくさんの鍵が存在しますが、設置場所や日々の使い方で寿命が大きく変わってくるのです。

例えば、海岸沿いにお住まいの方は潮や錆つきによるトラブルが多く、山の近くにお住まいの方は砂ほこり蓄積などのトラブルが増えます。また屋根のない玄関や車、バイク鍵に関しても雨風にさらされ続けると数年でダメになってしまいます。鍵穴の点検やメンテナンス（シリンダー洗浄等）も承っておりますので、異常をきたす前に早めの点検を心がけてください。